「Claude Codeって聞いたことあるけど、実際どう動いてるの?」と思ったことはありませんか。
2026年3月末、Claude Codeのソースコードが流出しました。そのコードを徹底分析し、ビジュアルで解説したサイト「Claude Code Unpacked」が公開直後から大きな話題を呼んでいます。
結論からいうと、Claude Codeは「考えて→実行して→フィードバック」というシンプルなループで動いています。そして50種類以上のツールと、まだ公開されていない隠し機能が内部に仕込まれていることが判明しました。
初めてClaude Codeを知る方は基本編から、すでに使っている方は応用編からどうぞ。
この記事では、非エンジニアにも分かるよう、図解サイトの内容をかみ砕いて解説します。
Claude Codeとは?まず30秒で分かるように説明します
Claude Codeは、Anthropicが開発したAIコーディングエージェントです。
ターミナル(黒い画面)から指示を出すと、ファイルを読んだり書いたり、コマンドを実行したりと、プログラミング作業を丸ごと代わりにやってくれます。
「コードが書けなくても使えますか?」という質問をよく聞きます。答えはYESです。指示は日本語で出せますし、「何をやってほしいか」を具体的に書くほど精度が上がります。
注目点は、Claude Code自体のコードの約90%がClaudeによって書かれていることです。ソース解析で明らかになった事実で、ツールの実力を証明するエピソードとして注目されています。
Claude Code Unpackedとは?なぜ今話題なのか
2026年3月31日、Claude Codeのソースコードが流出しました。
そのコードを徹底分析してビジュアルガイドにまとめたサイトが「Claude Code Unpacked」です。
公開後すぐにHacker Newsで929ポイントを獲得し、340件以上のコメントが集まりました。それだけ多くの人が「Claude Codeの中身を知りたかった」ということです。
何がすごいかというと、公式ドキュメントには書かれていない「内部の仕組み」が丸見えになったことです。
- エージェントループの動作原理
- 50種類以上のツール構成
- マルチエージェント機能の設計
- まだリリースされていない隠し機能の数々
図解と色分けされたタイルで構成されているので、コードが読めない方にも全体像が把握しやすい作りになっています。
【基本編】エージェントループとは?Claude Codeの動き方を解説
Claude Codeを理解するうえで最重要のコンセプトが「エージェントループ」です。むずかしく聞こえますが、やっていることはシンプルです。
エージェントループの3ステップ
Claude Codeは以下のサイクルをタスクが完了するまで繰り返します。
- 考える(Reason):あなたの指示を理解して、何をすべきか判断する
- ツールを呼ぶ(Call Tool):ファイル読み込み・コマンド実行などのツールを選んで実行する
- 結果を反映(Feed Back):実行結果をもとに次の行動を決める
Anthropicはこれを「マスターループ」と呼んでいます。複雑なフレームワークを使わず、シンプルに「考えて→実行して→フィードバック」を回す設計です。
なぜシンプルな設計を選んだのか
AIエージェントには、複雑な処理を組み合わせる「DAG型」というアーキテクチャがあります。Claude Codeはそれを採用せず、シンプルなループ構造を選びました。
理由は「確実性」です。複雑な仕組みにすると、AIが確率的に動く部分が増えてエラーも増えます。シンプルにすることで、予測可能で安定した動作を実現しています。
軽量なCLI(コマンドライン)がローカルで動き、重い思考処理はリモートのClaudeモデルに任せるという役割分担も、この設計の特徴です。
【基本編】50種類以上のツール一覧|Claude Codeは何ができるのか
Claude Codeのソースコード解析で判明したツールは、50種類以上あります。機能別にまとめると以下のとおりです。
ファイル操作系
- ファイルの読み込み・書き込み・編集
- ディレクトリの作成・削除
- ファイル検索(Glob・Grep)
コード実行系
- ターミナルコマンドの実行
- スクリプトの実行
- テストの実行
ブラウザ・外部連携系
- Webページの取得・Web検索
- GitHub連携
- 外部APIとの通信
記憶・メモリ系
- 会話履歴の保持
- CLAUDE.mdなどのプロジェクト情報の記憶
これだけのツールが、エージェントループの中で自動的に選択・実行されます。「どのツールを使うか」を人間が指定する必要はありません。Claude Codeが文脈から判断します。
💡 実際にやってみた
Claude Code Opus 4.6を使って、このToolHackLabのブログ記事生成パイプラインを構築しました。n8nのワークフローからClaude Codeにキーワードを渡して、記事ドラフト生成→SSH経由でWordPressに自動投稿→Telegram Botで承認通知という一連の流れです。ファイル操作・コマンド実行・外部API連携が全部ひとつのツールでまかなえるのが、想像以上に楽でした。
かかった時間:初期セットアップに約3時間
つまずいたポイント:CLAUDE.mdの書き方。指示が曖昧だとAIが勝手に動きすぎる。具体的なルールを書くほど精度が上がると気づいた
結果:記事1本あたりの制作時間が約70%短縮。品質チェックに使える時間が増えた
【応用編】マルチエージェント機能|複数のAIを協調させる
Claude Code Unpackedで特に注目された発見のひとつが、マルチエージェント機能の設計です。
マルチエージェントとは、複数のAIエージェントを並列・連携して動かす仕組みです。
リードエージェントとサブエージェントの役割分担
ソース解析から分かった構成はこうです。
- リードエージェント:全体の指揮を取るメインのAI
- サブエージェント:特定タスクを実行する専任のAI
たとえば大きなソフトウェアプロジェクトを作る場合、リードエージェントが「フロントエンド担当」「バックエンド担当」「テスト担当」に指示を振り分けます。各サブエージェントが独立したgit worktree(作業スペース)で並列作業し、最終的にリードエージェントが結果を統合します。
このしくみにより、単体では時間がかかる大規模タスクを、複数AIが並列処理できるようになります。
Anthropic社内での実績
Claude Codeのソース解析で明らかになった数字があります。エンジニアチームがClaude Codeを導入した結果、プルリクエスト(コード変更の数)が67%増加しました。
チームの人数が倍になっても品質指標が下がらなかったとのことで、AIとの協業が実際に機能していることを示す事例です。
【応用編】ソース解析で判明した隠し機能4選
Claude Code Unpackedの「Hidden Features」セクションで公開された、まだリリースされていない機能を紹介します。
①30分プランニングセッション
Opusクラスのモデル(高性能版)を使って、実装前に30分かけて計画を立てる機能です。複雑なプロジェクトに取り組む前に、AIが「全体設計→リスク洗い出し→実装順序」を考える時間を確保します。
②パーシステントメモリ(永続記憶)
会話を終了しても記憶が保持される仕組みです。現在のClaude Codeは、新しいセッションを開くと以前の文脈を忘れます。これが解決されると、継続的なプロジェクト管理がより自然になります。
③自律バックグラウンドセッション
あなたが画面を見ていなくても、Claude Codeがバックグラウンドで作業を続ける機能です。「○○が終わったら通知して」という使い方ができるようになる可能性があります。
④バーチャルターミナルペット
エージェントにキャラクター性を持たせる実験的な機能です。Anthropicがエージェントの「人格」実験を進めていることがソースから読み取れます。
よくある質問と実際に使うときの注意点
Q:コードが書けなくても使えますか?
使えます。指示は日本語で出せます。ただし「何をやってほしいか」を具体的に書くほど結果が良くなります。「ブログ記事を書いて」より「5000字でSEO記事を書いて。H2見出しは5本で、KWは○○」のほうが精度が大きく上がります。
Q:どんなマシンで動かすのがおすすめですか?
Claude Code自体は軽量なので、ほとんどのPCで動きます。ただしローカルAIモデルと組み合わせる場合はメモリが重要です。ここで使っているのはMac mini M4(Amazon)の24GBメモリ版で、Claude CodeとOllamaを同時起動してもストレスなく動きます。
Q:クラウドサーバーでも動きますか?
動きます。VPSにインストールしてリモート実行するという使い方も可能です。常時起動で自律的に作業させたい場合は、XServer VPSのような月額固定のVPSに置くと管理しやすいです。
Q:ソースコードの流出は問題では?
倫理的には議論がありますが、Claude Code Unpackedはあくまで「既に公開された情報の分析・図解」です。Anthropicも現時点でDMCAなどの対応はとっていません。
まとめ:Claude Codeの「中身」を知ると使い方が変わる
- Claude Codeは「考える→実行→フィードバック」のシンプルなマスターループで動いている
- 50種類以上のツールが文脈に応じて自動選択される
- マルチエージェントで並列処理が可能。Anthropic社内ではPR数67%増の実績あり
- 永続メモリ・自律バックグラウンド処理などの隠し機能が開発中
- CLAUDE.mdに具体的なルールを書くほど、AIの精度が上がる
Claude Codeの仕組みを理解すると、「どう指示すれば意図通りに動くか」が見えてきます。まずはCLAUDE.mdの設定から始めてみましょう。それだけで精度がかなり変わります。
Claude Codeを動かす環境の整え方は、こちらの記事も参考にしてください。
→ Mac miniでAIサーバーを構築する全手順|月0円運用
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