n8nの始め方|初心者が最初に作る自動化3選

n8nの始め方|初心者が最初に作る自動化3選 アイキャッチ画像 AI自動化

「作業を自動化したいけど、プログラミングは分からない…」
そんな方にぴったりなのが、n8nというワークフロー自動化ツールです。

この記事では、n8nのインストールから最初のワークフロー作成まで、手順どおりに進められるよう解説します。

結論、n8nを使えばノーコードで「情報収集→加工→通知」の流れを自動化できます。
セルフホストなら無料で使い放題です。

初めての方は基本編から順番にどうぞ。
すでにn8nを入れている方は応用編まで飛ばしてOKです。

n8nとは?無料で使える自動化ツールの全体像

n8n(エヌエイトエヌ)は、さまざまなサービスをつないで自動化できるツールです。

イメージとしては「IFTTTやZapierの高機能版」。
違いは、セルフホスト(自分のサーバーで動かす)すれば完全無料で使える点です。

  • ノーコード:ドラッグ&ドロップでワークフローを組める
  • 400以上の連携先:Gmail、Slack、Googleスプレッドシート、ChatGPTなど
  • セルフホスト無料:Docker環境があれば月額0円で使い放題

たとえば「RSSフィードの新着記事をSlackに通知する」「フォーム回答をスプレッドシートに自動転記する」といった作業が、5分で自動化できます。

n8nのインストール方法

方法①:Dockerで入れる(おすすめ)

一番かんたんで安定しているのは、Docker経由のインストールです。

まずDockerが入っていない場合は、Docker Desktopを公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。

Docker が動いている状態で、ターミナルから以下を実行します。

docker run -it --rm --name n8n -p 5678:5678 -v n8n_data:/home/node/.n8n docker.n8n.io/n8nio/n8n

ブラウザで http://localhost:5678 を開けば、n8nの管理画面が表示されます。

方法②:npxで試す(お試し向け)

Node.jsが入っている環境なら、インストール不要で試せます。

npx n8n

ただし、データが永続化されないので本格的に使うならDockerがおすすめです。

常時起動させるならDocker Compose

Mac miniなどで常時稼働させたい場合は、Docker Composeで設定ファイルを作っておくのが便利です。

version: '3'
services:
  n8n:
    image: docker.n8n.io/n8nio/n8n
    ports:
      - "5678:5678"
    volumes:
      - n8n_data:/home/node/.n8n
    restart: always
volumes:
  n8n_data:

このファイルを docker-compose.yml として保存し、以下で起動します。

docker compose up -d

restart: always を指定しているので、Mac再起動後も自動で立ち上がります。

【基本編】5分で作れる初めてのワークフロー

n8nの管理画面が開いたら、最初のワークフローを作りましょう。
ここでは「定期的にRSSフィードを取得してSlackに通知する」ワークフローを作ります。

ステップ1:トリガーを設定する

ワークフローの起点となる「トリガー」を設定します。

  1. 「+」ボタンをクリック
  2. 「Schedule Trigger」を選択
  3. 実行間隔を設定(例:1時間ごと)

ステップ2:RSSフィードを取得する

  1. トリガーの右にある「+」をクリック
  2. 「RSS Feed Read」ノードを追加
  3. URLに取得したいRSSフィードのURLを入力

ステップ3:Slackに通知する

  1. RSSノードの右に「Slack」ノードを追加
  2. Slackのワークスペースを認証(OAuth連携)
  3. 送信先チャンネルとメッセージ形式を設定

「Test Workflow」ボタンを押して、Slackにメッセージが届けば成功です。
ワークフローを「Active」にすれば、あとは自動で動き続けます。

【基本編】実用レシピ3選

最初のワークフローが動いたら、次はこの3つを試してみてください。

レシピ①:Googleフォーム → スプレッドシート自動記録

フォームの回答をスプレッドシートに自動転記するワークフローです。
「Google Sheets Trigger」→「Google Sheets」ノードで、新しい回答が来るたびに指定シートへ書き込みます。

レシピ②:毎朝のニュース要約をSlackに投稿

RSSフィードを取得 → AI(ChatGPTまたはClaude)で要約 → Slackに投稿。
「RSS Feed Read」→「HTTP Request(AI API)」→「Slack」の3ノード構成です。

レシピ③:定時リマインダー

毎日決まった時間にSlackやLINEに通知を送るワークフロー。
「Schedule Trigger」→「Slack」の2ノードだけで完成します。

ここまでが基本編です。n8nのインストールと最初のワークフローが動くところまでを紹介しました。
ここからは、AI APIとの連携など一歩踏み込んだ使い方を紹介します。

【応用編】AI APIと連携して要約ワークフローを作る

n8nの真価が発揮されるのは、AI APIとの連携です。

Claude APIと連携する手順

  1. n8nのワークフロー画面で「HTTP Request」ノードを追加
  2. Method: POST、URL: https://api.anthropic.com/v1/messages
  3. Headersに x-api-keyanthropic-version を設定
  4. Bodyに要約プロンプトと対象テキストを設定

これでRSSフィードの記事本文をClaudeに渡して要約させ、結果をSlackに投稿するワークフローが完成します。

ローカルAI(Ollama)との連携

Mac miniでOllamaを動かしている場合、n8nから直接APIを呼び出せます。

http://mac-miniのIP:11434/api/generate

クラウドAPIの料金を気にせず、AI連携ワークフローを回せるのがローカルAIの強みです。

💡 実際にやってみた

Mac mini M4 ProにDocker経由でn8nを導入して使っています。
Ollamaと同じMac miniで動かしているので、ローカルAIとの連携もゼロ遅延です。

最初はnpxで試して「これは使える」と感じてからDocker Composeに移行しました。
Docker Composeなら設定ファイル1つで管理できるので、運用がラクです。

非エンジニアでもノードをつなぐだけでワークフローが組めるのは、本当にありがたいです。

かかった時間:Dockerインストール10分、n8n起動5分、初ワークフロー15分
つまずいたポイント:Docker Desktopのインストールに少し時間がかかった程度
結果:RSS→AI要約→Slack通知のワークフローが30分で完成

つまずきやすいポイントQ&A

Q. Dockerが起動しない

Docker Desktopが完全に起動するまで1〜2分かかることがあります。
タスクバー(メニューバー)のDockerアイコンが「running」になるまで待ってください。

Q. n8nの管理画面が表示されない

ブラウザで http://localhost:5678 にアクセスして表示されない場合は、ポート5678が他のアプリで使われている可能性があります。
docker ps でコンテナが動いているか確認してください。

Q. ワークフローが自動実行されない

ワークフローが「Active」になっているか確認してください。
画面右上のトグルスイッチがOFFだと、手動テストしか動きません。

まとめと次のステップ

  • n8nはノーコードで自動化ワークフローを作れるツール
  • Docker経由のインストールが一番かんたんで安定
  • セルフホストなら月額0円で使い放題
  • AI APIとの連携で、要約・通知・データ処理を自動化できる
  • ローカルAI(Ollama)と組み合わせれば、API料金もゼロ

n8nとWhisperを組み合わせれば、議事録の自動作成も可能です。
n8n×Whisperで議事録を自動作成する方法

n8nを常時稼働させるサーバー環境に興味がある方はこちらもどうぞ。
個人ブログ向けレンタルサーバー3社を実際に比較

AIを活用した副業に興味がある方はこちら。
非エンジニアのAI副業|月5万を目指すロードマップ

コメント

タイトルとURLをコピーしました